
撮鉄入門(17) 検定試験2回目
今年も懲りずに伊豆箱根鉄道2026年カレンダー写真に応募します。昨年は127作品の応募があり、表紙+12ヶ月分の合計13作品が入選となったようです。合格率は10%位で、工事担任者総合種の一発合格率(2018年データ、3科目受験者での合格率は9.5%)並みです。
▪️昨年応募の写真
自己評価は;
- 天気は最高で富士山も綺麗に写っているが、富士山で勝負すると駿豆線には勝てない。(距離的には35〜40kmで変わらないが、遮るものがない駿豆線沿線に敵わない)
- シャッタータイミングがずれ、肝心の電車が中心からずれているし、なんか斜めになっている。
- スマホ(Xperia 10)撮影なので、カレンダーに印刷するには画質的に足らないかも?
まだまだ撮鉄レベルが低く落選。
▪️傾向と対策 昨年の入選作品
2025年カレンダーの入選作品より、全体的な傾向を見てみましょう。
- 車両が主役ではなく、風景の一部になっていてもいい。
- 必ずしも”バエ(映え)”必須ではなさそう。
- カレンダー写真のため、季節感が重要。
- 季節感のためか、植物系と一緒に撮影した写真が多い。
この辺りを意識して応募作品を選んでみましょう
▪️応募作品
2024年からはスマホによる動画撮影が主体なので、一眼デジカメによる高画質な写真がありません。仕方ないので2023年撮影の写真から選んでみました。
- 形が特徴的な矢倉岳をバックにして足柄感を出してみました。
- 田植え直後の風景で6月に採用を目指します。
- 検査後は赤一色の天狗電車になって戻ってきたので、2トーンカラーのレトロ塗装はこれが見納め。
- 天気が悪いのが難点、晴天なら富士山も見える場所。
- JR貨物を含め輸送車両編成全てがフレームに収まる早川にて撮影。
- 箱根明神ヶ岳を背景にしたが、残念ながら天気が悪く霞んでいる。
- 季節感はない。立体感もない。
▪️注意事項の確認
応募条件未達で落選するのは論外なので、きちんと読んで確認しました。
- OK:デジタルカメラで撮影した未加工画像を送付してください。
- OK:応募作品は応募者ご本人が撮影され使用権を含む著作権を有する未発表のオリジナル作品に限ります。但し、応募者が自身のブログ等で公開している作品は応募可能とさせていただきます。
- OK:お一人様の応募作品は5作品までとさせていただきますが、採用に制限はございません。
- OK:応募作品に人物等の被写体が撮影されている場合の肖像権は、権利者から事前に許可を得るものとし〜
- (略)
- ?:応募作品は当社線内で撮影された駿豆線および大雄山線の当社所有車両に限ります。
- (略)
2枚目の写真はJR線内でJR貨物の車両が写っているのでNGかもしれませんが、撮鉄入門の中でベストショットの一つなので応募してみました。甲種輸送の荷主は伊豆箱根鉄道さんなのでダメかな〜?
▪️採否結果は?
採用されたら直接連絡があるそうです。落選したら昨年の例だと10/1に翌年のカレンダー発売開始の告知と主に伊豆箱根鉄道のWEBで入選作品を知ることになります。
個人的には応募1枚目の清水新田での写真がいいと思いますけど、これで天気が良く青空と富士山が見えたら最高。巨匠 黒澤監督なら、「天気待ち、甲種輸送やり直し」できるんですけど。
(おわり)