スマホ動画 評価実験

我が家にあるスマホ3台に関し、動画撮影に関する評価実験を行いました。今この3台を並べてみると、10年前に大画面が売りだったiPhone 6s Plusより、更に大きな画面サイズに驚き。
(左から順に、iPhone 6s Plus、Xperia 10 IV、Pixel 7a)
◼️評価対象スマホ(購入順)
2022年発売 Xperia 10 IV
スマホ動画撮影時の最大の弱点であるマイク性能を補完するため、外部マイクを接続可能なスマホ。Sony製なら映像音声には拘りがあると信じて選択。
- Sonyの音質への拘りか、有線イヤフォン用のφ3.5mmアナログジャックを持つ希少機種
- Androidの標準カメラアプリは、外部マイクが使用できない謎仕様のため、別アプリを使用していたがこれがイマイチ挙動不審
- 手持ち撮影用ジンバル専用のDJI製アプリも外部マイクに対応せず、使い勝手が悪い
- 最近は動画撮影カメラを引退し、自転車ナビ専用として使用
2023年発売 Pixel 7a
値段に釣られ、ついつい出来心で使用目的もないまま購入したスマホ。(余剰のpovo回線からのMNP&一括コミコミで実質¥1,451)
- マイク&イヤフォン用のφ3.5mmアナログジャックはないので、外部マイクは使用不可
- 手持ちスマホの中で一番新しい機種なので、動画性能は一番高いと想像しているが、実際どう?
- 売却時の期待金額的にドナドナ最有力候補
2015年発売 iPhone6s Plus
外部マイクを使用するために購入。
- iPhoneは標準カメラアプリで外部マイクが使用可能なため、動画撮影時の安定性は高い
- マイク&イヤフォン用のφ3.5mmアナログジャックを持つ最後のiPhone機種
- レンズ1つのためワイド端が弱い
◼️実験条件と結果
実験条件
- 動画サイズはHD(1920x1080ピクセル)、フレームレートは30fps
- 設定は全てカメラ任せのオート
- スマホにとって意外と明るすぎが厳しい条件かも?最高の晴天の屋外
- 被写体は「風景+動くもの」ということで、いつもの風祭駅横のテストフィールド
- 今回の実験では音質は気にしないため、外部マイクは使用せず、スマホのマイクの穴に簡易型の防風スポンジを貼って録音
実験結果
全て各スマホのワイド端で撮影、iPhone 6s Plusはx1、Xperia 10 IVはx0.6、Pixel 7aはx0.5。ワイド側を重要視した場合、やはり10年前の機種でレンズ1個のiPhone 6s Plusは厳しい。
ただしYoutubeにブログ素材としてUPする用途での画質なら、iPhone 6s Plusも最近の機種と遜色なく、外部マイクを標準アプリで使用できる安定さは有利と考える。
- iPhone 6s Plus:外部マイク+ジンバルでの動画撮影用
- Xperia 10 IV:161gの世界最軽量ボディー(2022当時)、高強度ガラス/防水/防塵および16/27/54mmの3レンズを生かし、自転車ナビ&お出かけ先でのスナップ的な写真と動画撮影用
- Pixel 7a:さて、どうしよう?
10年前のAndroidスマホが、今現在どの程度使えるかと考えると、やはりiPhoneは優れた製品です。
(おわり)


