撮鉄入門(21) 祝!大雄山線開業100周年
撮鉄入門の教材としてお世話になっている大雄山線、2025年10月15日で開業100周年を迎えます。ささやかなお祝いの気持ちを込め、大雄山線の勉強をしてみます。
▪️勉強(1) 開業の時代背景
- 1900年 小田原電気鉄道開通(M33)
- 1919年 熱海線(国府津-小田原間)開通(T8)
- 1923年 関東大震災(T12)
- 1925年 大雄山線開通(T14)
- 1927年 小田急線開通(S2)
1900年代前半は小田原周辺に鉄道網が構築された時期でもあり、関東大震災で大きな被害を受けた時期でもあります。大雄山線も開業に向けた工事中に震災被害を受けたそうです。大雄山線に関する詳細な歴史はこちらに詳しく書かれています。
▪️勉強(2) 大雄山線には何編成の電車があるのか?
①年に2回ほど駿豆線沿線の大場工場に1編成が検査等のため運ばれており、その輸送行程が撮鉄入門の教材になっています。
②営業車両は小田原駅〜大雄山駅の片道9.6kmを21〜24分掛けて行ったり来たりしています。基本の運行間隔12〜15分なので、本線上で運行されているのは4編成。もちろん小田原駅と大雄山駅で発車待ちの車両があるかもしれません。
③Wikipediaを見ると、1997年以降は現行の5000系車両を21両使用しており、3両連結で運行しているので7編成。
以上、使用7編成=同時運行中4編成+発車待ち/予備2〜3編成+検査中1〜0編成のようです。
▪️勉強(3) 営業車両について
保守工事用車両のコデ165以外の7編成ある営業車両について勉強してみます。ここ数年でそれぞれラッピング色を変えたので識別しやすい。(Ref. 大雄山線の車両)
5501編成 天狗電車
2023年までは「赤電復刻カラー」の朱色とベージュの2トーンカラーでしたが、現在は朱色1色の天狗色。この編成が1984運行開始で最も古く、唯一の鋼製ボディーだそうです。鋼製なので、ラッピングではなく錆防止のために全塗装。
5502編成
青電で、現在は大雄山線と同じ開業100周年のさがみ信用金庫との記念コラボラッピングで運行中。この編成は2025年6月に大場工場に送られ、9月に戻ってきました。5502編成以降は全てステンレス製。
5507編成 リンドウ電車
(2025.10.09訂正)2025年6月19日の検査入場時、コデ165が引いていたのは「青色+さがみ信金コラボラッピング」の5502編成。分かりにくいが反対側ホームに「リンドウ色+さがみ信金コラボラッピング」が停車中。検査期間の6/19〜9/12は、5502編成に代わり5507編成がさがみ信金コラボラッピングになっていたそうです。(Ref. 大雄山線の車両)
▪️勉強(4) 運行中以外の車両はどこに留置?
運行中以外または予備車両の留置場所が気になります。小田原駅は2編成分しかホームはありませんので、この場所を留置場所として使用するのは難しそう。運行中以外は大雄山駅に留置?特に夜間停泊の状況が分かりそうな、始発と最終ダイヤを見てみると。。。
- (始発)大雄山駅始発 5 26 ー 小田原駅着 5 47
小田原駅始発 5 58(大雄山駅始発電車の折り返し?) - (終電)大雄山駅最終 23 04 ー 小田原駅着 23 25
小田原駅最終 23 33 ー 大雄山駅着 23 54(大雄山駅最終電車の折り返し?)
これをみると、終電〜始発までの間、全ての電車が大雄山駅に留置されているように見えます。
それでは、始発電車発車前の大雄山駅を見に行ってみたいのですが、10/2現在の日の出時刻が5:40頃なので暗い時間。暗い中、三脚付きの一眼レフやビデオカメラを持って徘徊していると不審者として通報されそうなので、手軽にスマホ撮影できるか?
試しに大雄山駅始発時刻と同じ5:26、曇り空の下の小田原の風景をiPhone SE3で撮影してみました。
なんとか写ってますが、詳細を見ると手ブレがあります。予備スマホのGoogle Pixel7aの方がカメラ性能が高そうなので、晴れた朝ならもう少し行けそう?
素敵な写真を発見!

2026年カレンダーの5月の写真(銀賞作品)がまさに想像した風景で、大雄山駅構内に6編成夜間停泊している!(残念ながら、5501編成の天狗電車が見えない?)
さすが銀賞作品だけあって、いい感じの明るさ(暗さ?)で雰囲気があって素敵な写真。
昼間に現地確認=大雄山駅構内の留置状況
この時間帯、小田原駅に出発待ちの1編成があったので、これで合計7編成。(今は大場工場に行っている車両はない)定期検査の大場車庫行き1編成分を考慮すると、予備の編成は1つのよう。
▪️勉強(5) 大雄山線各駅 今昔物語?
昔=2007年の様子
昔といっても今から18年前の2007年1月に、大雄山線各駅の駅舎を撮影した記録があります。当時は撮鉄入門ではなくバイクツーリングの一環で小田原周辺のローカル線の駅舎を撮影していました。
Ref. ローカル鉄道 各駅停車の旅(by Kanatec)
今=2025年の様子
大雄山線各駅パトロールしてきて、違いに気付いたところだけご紹介。(というか、18年前とほとんど変わってないのがまた素敵!)
ということで、今と18年前の駅舎自体は全くが変わってないことを再確認。気になったのは大雄山駅の回転幕式の発車案内がなくなったこと。2本あるホームに電車が入っていると、どちらが先発かわからない。ホーム上に出れば何か表示がある?ホームに同時に2本の電車が止まっていることはない?音声案内だけだと、聴覚障がいの方や外人さんはわかりにくい。。。と細かいことが気になる。
▪️2025.10.15 100周年当日の小田原駅の様子
通勤・通学時間帯が終わった10:30頃の小田原駅、撮鉄さんや「おめでと〜!」と絶叫する誕生日鉄さんもいません。(お誕生日会は、10/19日曜日に大雄山駅で開催されます!)
記念に100歳のお誕生日の日付スタンプが入った「1日フリー乗車券 金太郎きっぷ」を購入してきました。今日はバイトがあって電車には乗れないので、節約のため子供用320円を購入。小田原〜大雄山駅の往復運賃で、朝から晩まで1日乗り放題の超お得なきっぷ。永久保存版のため、稲妻屋でラミネートしてもらいました。
▪️2025.10.17追記 オリジナル フレーム切手「大雄山線開業100周年」

郵便局に行ったらオリジナル フレーム切手「大雄山線開業100周年」1,200円が売っていたので購入。なんと600シート限定でネット通販はない。こちらも永久保存版のため、稲妻屋でラミネートしてもらいました。お小遣いに限りがあるので、100周年記念グッズはこれが最後とします。
◼️2025.11.03追記 大雄山駅の新しい看板

(おわり)






































