夏休みの自由研究(1) 高級ヘッドフォンを直そう

我が家の最高権力者 食いしん坊元帥様は、「子供のころから、音楽を聞き分ける素晴らしい音感と聴力をお持ち」だそうです(自称、最近は外耳炎で不調の様子)まるで幼少期から戦車を乗りこなしていた方のようなエピソード。

このため、ドイツ製の超高級ヘッドフォン(Sennheiser M2 AEBT)を使っていたのですが、ワイヤレスヘッドフォンの致命的な問題であるバッテリーの劣化と、さらに充電用のMicro USB Type-Bジャックが破損しているらしく充電できない状況。

想定される原因は;

  • 充電用のMicro USB Type-Bは、その構造上ケーブルプラグ側より本体ジャック側が破損しやすい謎設計
  • 使用してない時、常に充電器に繋いでいるためバッテリーの劣化が早い
  • 未使用時、充電ケーブルを差した状態で放置しており、コネクタ部に余計な力がかかっている(元帥様の充電ケーブルはしょっちゅう断線し買い替えている)
乱暴に扱っているため、ジャックの金属ケースが広がっている、中央にある端子部分も曲がっている感じ

購入時の価格は33,000円程度ととても高級品なのでなんとか修理したい。

▪️製品サポートに相談してみた

正規の販売店で購入し保証期間以内のもの以外、修理は受け付けてないとのこと。

弊社では、正規販売店様より2年以内に新品の状態でご購入されている最初のご購入者さまにのみ、購入日から2年間のメーカー保証をご提供しております。
一方で、当該製品は分解しての修理ができない仕様の製品でございます。パーツ修理等のサービスのご用意が無いため、保証期限を超過してしまっている場合は修理不能となり、大変心苦しいのですが有償であっても修理のご依頼をお受けすることができません。(サポート回答メール抜粋)

環境先進国 ドイツの製品の割に、バッテリー交換を含め保証期間が過ぎたらもう修理ができない製品とは困ったもの。値段的にも使い捨てするようなものではない。

▪️自分で分解してみた

イヤーパットを外し、ドライバーでネジを外せば簡単に内部にアクセスできる。「分解できない」ではなく「修理しない」という保守思想のよう。困った会社だ。

バッテリーは、型式も表示されコネクタで接続されているので、交換は容易。

問題は充電用Micro USB Type-Bのジャックで、回路基板に直接取り付けられており、基板交換以外に修理方法はなさそう。

バッテリーはAmazonでも入手できるので問題ないが、専用の回路基板の入手は無理。

▪️充電用Micro USB Type-Bのジャックの壊れ具合を確認してみた

手持ちのUSB電源チェッカーを介して充電ケーブルを刺してみる。接触不良程度なら、充電コネクタ部に触れてみると、充電電流が流れる場合があるかもしれない。

残念ながら充電電流が流れる様子は全くない。

ジャックの金属ケースが広がっているだけではなく、中央にある端子部分が破損・断線している模様。

▪️修理は断念、魔改造して使えるか検討してみた

バッテリーに外部電源を直結し充電できるようにする

Amazonで購入可能

バッテリーの型式は、AHB622540N1、7C22119-0706、2.3Wh。

一般的なDC3.7Vで、赤コードは+、黒コードは−、白コードは温度センサー用。

一応「保護回路付き」と書いてあるが、どこまで信用していいかが問題。

結論:バッテリーの発火事故で、家や頭を燃やすのは嫌なので却下。

有線ヘッドフォンとして使う

無線接続とノイズキャンセリングを諦め、普通の有線ヘッドフォンとして使用する。

結論:最後の手段としてキープ。

Bluetoothレシーバを外付けする

左の商品は一例。Bluetoothのトランスミッター&レシーバを「レシーバ(RX)モード」で使用し、プラグをヘッドフォンのアナログ入力端子に挿す方法。

充電はこのトランスミッタ&レシーバに対して行えばいい。

結論:一般にレシーバ(RX)モードの場合の接続先はオーディオ機器のアナログオーディオIN端子なので、ヘッドフォンを駆動するだけのパワーがあるか?

Amazonのこの製品レビューを調べてみると;

(前略)また、RXの際には3.5のメスメスを使用して、有線ヘッドホンで音楽を聴くことができています。(後略)

とあるので大丈夫そう。

▪️検討結果

「Bluetoothレシーバを外付けする」作戦に挑戦してみましょう。

その前にヘッドフォンにアナログ有線接続して、ちゃんと音が出るのか確認してみましょう。→φ3.5mmのプラグが刺さらない!φ2.5mm?もしかして特殊なコネクタ??。

これとは全く別な話として、イヤーパッドを戻そうとして格闘していたら、ビニール表皮がボロボロになってしまった。これも消耗品なのでやむなし。

最終結論:修理は取りやめ!
修理パーツに3,500〜4,000円位かかりそうな感じ。Sony製のちゃんとしたノイキャン&ワイヤレスのヘッドフォンを持っているので、べつにこのドイツ製品がなくても困らない。無駄な修理代をかけるのは止め、押し入れの奥に放り込んでおこう。

教訓:使い捨てではない高価な電子機器を購入する場合、充電池交換が容易か確認しよう。以前使用していたSonyのノイキャンヘッドフォンは単3乾電池式で、出先での電池切れもコンビニかキヨスクで対応可能な素晴らしい設計。

AppleのAirPodsのバッテリー交換は、片耳・ケースともに税込各7,900円、もし全交換すると23,700円なので使い捨て?(モッタイナイ)Kanatecは有線イヤフォン派です。

(おわり)

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