2011年秋、Appleの共同創業者スティーブ・ジョブスが「最期に見届けた遺作」として知られるiPhone4S(4S=for Steve説あり)。Kanatec機材庫には当時貴重品だった海外SIMフリー版2台が動態保存されています。

- 2018年に「ロワジャパン」の交換用バッテリー(980円)を購入し、自分で交換(iPhone4Sは本体下側のネジ2本を外せば筐体が分解できて、バッテリーも容易に交換可能な素敵な設計)
- その後使用しない期間も、月に1回起動しバッテリー残量を40〜80%程度に維持しながら優しく保管(リチウムバッテリは、過充電や過放電、高温が主な劣化要因のため、これを回避)
発売から15年経過していますが、未だにバッテリーもOKで普通に動きます。この小さくて軽い筐体は、今でも欲しいサイズ。とはいえさすがに色々課題が。。。
▪️iPhone4Sを使用する上での課題
◆利用できる3G回線がない
国内では、2026年3月31日に最後のdocomoが3Gを停波。海外も、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、台湾、中国、ヨーロッパ諸国など、多くの主要国・地域で3G回線はすでに停波したらしい。
対策:手持ち2台の4G/5G対応のWiFiルータを介せばOK。
◆OSや端末が古く、現代の新しいアプリがインストールできない
最終OSは iOS 9.3.6なので、現代の新しいアプリはほぼインストールできない。
対策:使用目的は、
- 海外旅行の際に、「我が家の最高権力者 元帥様」をお気に入りの現地商店に放ち、ツアコンKanatecは近くのカフェでビールを飲んでストレスフリーで待つ際の通信手段(ポテトやソーセージをおつまみにビールを飲んでいれば、2時間位待たされても問題なし)
- 街歩きの際の地図&コンパス用途のほか、もしも元帥様を見失ってしまった際の探索ツール
- 現地でスマホを盗難・強奪・紛失した際の被害軽減
なので、OS標準のメッセージおよびFaceTime、マップアプリおよび友達を探すが動けば十分。
◆iCloudにサインインできなくなった!


7月の定期メンテの際は気付かなかったが、8月に起動したところ、Apple ID確認を促すメッセージが表示された。
パスワードを入力しても「Apple IDサーバ接続時にエラーが起きました」とのメッセージが出て、サインインできない。
この後もiCloudなどへのサインインが促されるが、全てダメ。
ネットを調べると、OS(端末)が古すぎてApple IDの2ファクタ認証ができないためらしい。この情報は2018年頃からネット上には出ていたのですが、なぜ2026年になって我が家のiPhone4Sにて発生したのか?
▪️対策してみる
Google AIに相談してみると、いくつかの対策が出てきた。
iPhone 4Sで「Apple IDサーバーへの接続時にエラーが起きました」と表示される原因は、端末の古い日時設定、古くなったiOSのセキュリティプロトコル、またはWi-Fiの不具合です。日時を自動設定にするか、Wi-Fiを再接続して直らない場合、古いOSではApple側との通信が仕様上できなくなっている可能性があります。
◆日時とネットワークの確認時刻の修正
「設定」から「一般」>「日付と時刻」を開き、自動設定をオンにするか正しい現在時刻に合わせます。
◆Wi-Fiの再接続
不安定な回線を直すため、接続しているWi-Fiを一度削除し、もう一度パスワードを入れてつなぎ直します。
◆機内モード:
機内モードを一度オンにして、数秒後にオフへ戻します。
※以上、3件ともダメ。
◆古いOSによる制限証明書の期限切れ
iPhone 4sの最終OS(iOS 9.3.6)では、現在のAppleサーバーのセキュリティ基準や認証方式に対応できない場合があります。回避手段として、パスワードの末尾に「6桁の確認コード」を直接続けて入力する方法があります。
※パスワード末尾へ付加する「6桁の確認コード」が、どこにも送られてこないのでダメ。
◆パソコン接続
Wi-Fi経由でサインインできないときは、パソコン(iTunes)にケーブルでつないで同期やアップデートを試します。
※WiFiを切ってMacにUSBケーブルで繋いでみると挙動が変わった!

Apple IDにサインインを試みた際、ここで初めてiPhone4S側に6桁の確認コードが送られてきた。
「サインインするには、ほかのデバイスでこの確認コードを入力してください。」と表示されているが、同じApple IDでサインイン済みのiPad mini 5には、サインインを許可するためのポップアップ画面も、確認コードの入力窓も出てこない。
「ほかのデバイス」とはどれだ?
◆Apple IDの2ファクタ認証を解除
※設定し猶予期間(2週間)を経過すると解除できないらしい。
▪️もう少しGoogle AIさんとお話ししてみる
iPhone 4Sのサインイン画面で、Apple IDとパスワードを入力して進めます。
画面がエラーなどで戻りますが、同時にあなたが持っている別の「新しいAppleデバイス(信頼できるデバイス)」に6桁の確認コードが自動通知されます。
繋げて入力: iPhone 4Sのパスワード欄に、「元のパスワード」+「届いた6桁の確認コード」をスペースなしで続けて入力します。
そのままサインインボタンを押すと、2ファクタ認証が成立してログインできます。
この方法を使えば、アカウントのセキュリティを危険にさらす(2ファクタ認証を外す)ことなく、iPhone 4SをiCloudやApp Storeに接続できます。
先ほど失敗した「パスワード+別端末に届いた6桁確認コード付加」の件、詳しく手順が書いてあるのでやり直してみます。ネット上の情報だとこれが最適解に見えます。
※別の「新しいAppleデバイス(信頼できるデバイス)=iPad mini 5にも、SMS認証端末に設定したiPhone SE3」にも、6桁の確認コードが自動通知されないのでダメです。
- MacからこのApple IDにサインインした際も、iPad mini 5に6桁の確認コードが自動通知されないので、ipad関係の設定に問題がありそうな気がする
- MacからこのApple IDにサインインした際、もう一つの信頼できるデバイスiPhone SE3にはSMSが飛ぶので、MacはこのApple IDにサインインできる
- サインインできたMacにて、iCloud(Web)にてiPad mini 5が信頼できるデバイスに登録されていることは確認できた
以上より、iPad mini 5も挙動がおかしい感じがします
機能別の最小システム条件
iCloudは以下のOSバージョン以降でサポートされています。iOS 11を搭載したiPhone 5s、iPad(第5世代)、iPad ProまたはiPad mini 2、watchOS 4を搭載したApple Watch、macOS High Sierra 10.13を搭載したMac、tvOS 11を搭載したApple TV(第4世代)、visionOS 1を搭載したApple Vision Pro。(後略)
Ref. Apple | iCloudのシステム要件
とあるので、仕様上はiOS9のiPhone4SはNG、iPadOS26のiPad mini 5はOKのはずだが。。。
▪️一旦まとめ
信頼できるデバイスに設定しているiPad mini 5にサインイン許可のポップアップが出れば、「元のパスワード+届いた6桁の確認コード」で行けるような気がする。
疲れたので一休み。。。
▪️作業再開、そして終了
MacにてWeb版iCloudの設定を見直したり、iPad mini 5にてiCloudにサインインして設定を見直したり、色々やっていたら、Macでサインインする際に(信頼できるデバイス)iPad mini 5に確認コードが表示された。
この状態でiPhone4Sからサインインを試みた場合でも前述の;
Phone 4Sのサインイン画面で、Apple IDとパスワードを入力して進めます。
画面がエラーなどで戻りますが、同時にあなたが持っている別の「新しいAppleデバイス(信頼できるデバイス)」に6桁の確認コードが自動通知されます。
『別の「新しいAppleデバイス(信頼できるデバイス)」に6桁の確認コードが自動通知』が届きません。やはり問題はiPhone4SのOSの古さのようです。
当分海外に行くことはなさそうで、もしもの時も予備機の4G回線が利用できSIMロックフリーのAndroid、iPhone 12及びiPhone 6S Plusがあるので、iPhone 4Sは別な用途で使用することを考えましょう。
(おわり)