台風シリーズ第3弾、2026/10/06に神奈川県に最接近した台風27号の記録。最接近と言っても、神奈川県の東の海上約600km(小田原〜青森ほどの距離)離れており、「波は高いが、風雨の影響はなし」と安心していました。
当日の午前中より、高波がご近所の海岸に打ち寄せる衝撃で、Kanatec本社ビルが断続的に震度1ほどで揺れ続ける状況。今はもう慣れましたが、20数年前に引っ越してきた当初は揺れる原因が分からず。。。
10/06 12:00 ベランダから海を見ると・・・
機雷が爆発したような波しぶき。
第一興商の看板の右に見えるので、位置的には、早川河口から漁港の駅付近と思われる。
3kmほど離れていてこの規模で見える破壊力なので、Kanatec本社ビルが断続的に震度1ほどで揺れ続けても不思議ではない。
10/06 14:00 現地確認
ここから海岸に出ればいい写真が撮れそうだが、Kanatecは泳げないのでこれ以上先には行かない。
西湘バイパスが邪魔でよく見えないが、結構凄そう。
レロアで売り切れ必至のパントルデュを買いたいので、ここで現地調査は終了。
10/06 15:00 東町1丁目で水害発生?
帰宅後しばらくして、15時過ぎに消防車が多数走っているサイレン音が。小田原市消防・防災情報を見ると「小田原市 東町1丁目で風水害事案が発生し、消防車が出動しております」とのこと。東町1丁目はご近所だが海には面していない。何が起きたのか?
10/06 15:30 現地確認2
- 潮位の上昇と河口に打ち寄せる高波の水圧で、山王川に海水が逆流し水位が上昇
- 山王川に流れ込む左岸側の水路に海水が逆流
- 山王川の旧河道で低地になっている東町1丁目付近で水路が溢水
- 以前も大雨でこの一帯で水害が発生している
このまま水位が上がり続けると、右岸側の中町の水路も逆流の恐れがでてくるので、Kanatec本社もピンチかも?
気象/海洋データを見てみる
- 水害発生した10/6 15時頃がちょうど満潮時刻と重なる(青色グラフ)
- 台風による高波の高さ予報もまだ上がり続けている(黄色グラフ)
- 10/7 未明に次の満潮時刻を迎え、その時刻が高波予報のピークを迎える
心配してもどうにもならないので寝る。
10/07 07:00 翌朝の様子
10/07 09:00 現地確認2
東町1丁目の溢水が発生した水路が、山王川に流れ込む場所。水門も逆流防止の蓋もないので、山王川の水位まで水路周辺の水位は上がってしまう。(連通管の原理)
右岸側の中町もピンチだった模様
東町1丁目の水路排水口の対岸(右岸)側にて、(たぶん)渋取川が山王川に合流している。普段は水は流れていないが今回山王川から水が逆流し、中町3丁目の住宅街にある川向橋付近でも溢水した模様。
浜町郵便局に用事がありこの路地を通った際、工事業者さんが橋の周りの整備・清掃をしていた。
山王川右岸の雨水排水口を見てみる
排水口Aの高さはギリギリだったと思われる。ここから水が逆流し水位が道路面を超えると、中町側でも溢水が発生する。
排水口Bは完全に水面下に入ったはずだが、水門があるので閉めたのか?ただし、今朝の段階で水路に水が流れているので、長時間閉めてしまうと別な問題が出そう。
まとめ
台風が神奈川県から離れて通過し、風雨の心配がなくても高波には要注意。
もしこの状況に、大雨、台風接近による気圧低下と南風による海水面上昇、さらに大潮の満潮が重なると、Kanatec本社ビルがある山王川右岸にも被害が出る可能性がある。
(参考)FNNプライムオンライン
Ref. https://news.yahoo.co.jp/articles/dc760b58fe335c523d073b6bb8da7841334655a8
動画ニュースで詳細に状況を報道していた。
(参考)小田原大海嘯
1902年9月28日に、相模湾西岸一帯で発生した高潮。当時の神奈川県足柄下郡小田原町(現:神奈川県小田原市)を中心に死者、家屋の損壊等の大きな被害をもたらした。
山王川の河口に近い万年一帯(現 浜町)は、海嘯の被害が最も大きかったといわれている地域。
- 写真出典:おだわらデジタルミュージアム
- 解説出典:Ref. Wikipedia
(おわり)

















